第11節 対ヴォルフスブルグ(アウェイ)所感

第11節の舞台はVolkswagen Arena。名前で分かるとおり、Wolfsburgの本拠地です。
Magath解任後は3戦2勝と波に乗りつつある相手に打ち勝てれば、今のWerkselfの勢いは本物でしょう。過密日程ではありますが、乗り越えて欲しいところです。

今回の両チームのスタメンは以下の通りでした。

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VfL Wolfsburg
Aufstellung:
1 Benaglio - 32 Fagner,25 Naldo,40 Kjaer,4 M. Schafer -
7 Josue,29 Polak,13 長谷部,10 Diego,11 Olic -
12 Dost

Einwechslungen:
86min. 19 Jonsson fur Dost
89min. 38 Kahlenberg fur 長谷部
90min. 17 Madlung fur Diego

Reservebank:
35 Hitz,39 M. Schulze,34 Rodriguez,5 Pogatetz

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Bayer Leverkusen
Aufstellung:
33 Rensing- 20 Carvajal,4 Wollscheid,5 M. Friedrich,14 細貝 -
3 Reinartz,8 L. Bender,13 Hegeler,27 Castro,9 Schurrle -
11 Kiesling

Einwechslungen:
46min. 17 Boenisch fur 細貝
46min. 10 Renato Augusto fur Hegeler
75min. 7 Junior Fernandes fur Castro

Reservebank:
22 Yelldell,23 Carlinhos,31 Kohr,19 Aydin

ヴォルフスブルグはマガト解任後のいつもの面々で変わらず。長谷部は右のサイドハーフで先発出場しています。前節こそ0-1で敗れてはいますがニュルのドン引きカウンターに嵌っての敗戦で力負けしたわけではないですし、気合も充分。
一方、レバクーゼンですがこちらも現状の最強布陣といえるでしょう。風邪明けのヴォルシャイトが鼻骨骨折のトプラクに換わってスタメンに入り、今回はトプラクが完全休養に。サブには新加入のボエニシュが入っています。サムはまだ筋肉の調子が戻らないのかサブにも入らず、怪我明けのレナト・アウグストが選ばれました。
細貝は相変わらず左サイドバックでスタメン。奇しくも日本代表でボランチを争う二人がマッチアップすることになりました。レッズで育った二人が海外で鎬を削るのを目の当たりにするとは思いませんでした。なんとも感無量です。

試合は前半4分にいきなり動きます。ゴール前でヴォルシャイトがファウル。ジエゴが蹴ったボールは鮮やかな弧を描きながらゴールの左に突き刺さり、ヴォルフスブルグが先制しました。それでヴォルフスブルグ側に火が着き、レバクーゼンはその場の空気に呑まれたか動きが鈍く、なかなか攻め手が見当たらない中でもがくこととなってしまいます。
16分には右サイドを破られ、ゴール前でのボールスイッチでフリーとなったジエゴに再びネットを揺らされ2-0に。33分には再び右サイドを破られ、シェーファーの低いクロスをドストが決めて3-0。水を得た魚のようにフィールド上でサッカーの楽しさを思う存分に味わっているかのようなヴォルフスブルグにレバクーゼン側は全くついていけず、やられたい放題となってしまっていました。レバクーゼンは元々両SBが高い位置まで上がり攻撃に参加する戦術です。その際、CMFがサイドをケアするというのが約束なのですが、そのせいでどうしてもサイドには大きなスペースが出来てしまいます。コストナー監督は選手にこのスペースをついて攻撃するよう指示していたそうです。また、過密日程で選手に疲労が溜まっているせいか、その動きが鈍かったのもあり、コストナー監督の策に完全に嵌ってしまっていました。結局、打開策を打ち出せぬまま前半は3-0で終了。
後半に向けてヒーピアとレヴァンドフスキが打った手は左サイドの改善でした。細貝を下げて新加入のボエニシュ、ヘゲラーに換えてレナト・アウグストを投入と一気に二枚のカードを切ります。しかし、ボエニシュは試合勘がまだ戻らないのか後半始まってすぐにイエローをもらう等、まだまだフィットにはほど遠いようでしたし、守備も危なっかしい感じで細貝を脅かすような感じではなく。レナト・アウグストも怪我明けということもあるのか動きもあまりよくなく、チームへのフィットもまだかかりそうです。
後半75分、レバクーゼンは最後のカードを切りますが、中盤の要のカストロを下げてジュニオール・フェルナンデスを投入というもの。これには驚きました。とにかく前線の枚数を増やしてのパワープレイという考えなのでしょうが、空中戦に強いわけではないのに投入せざるを得ないのが今の苦しい台所事情(及び意味不明な補強)を物語っているようで少々悲しくもあります。
後半ロスタイムにジュニオール・フェルナンデスのスルーパスをキースリングがサイドネットに押し込んで1点を返しますが、反撃はその1点のみ。

感想は、時期が悪すぎたということですかね。ELにポカール、そしてリーガで三日に1回は試合をしている状態、しかもメインの選手は出ずっぱりでは疲労の蓄積により動けなくなるのも当然といえば当然のこと。それを見越しての選手獲得もされていない(むしろ放出している始末!)ときては、いつかはこうなることは分かっていたはず。これに関しては首脳陣の経験不足もあるでしょうが、編成の問題も大きいわけで。冬、まともな補強できるんだろうかと心配になります。
後はヒーピアとコストナーの経験の差もこの結果には大きく関与していると思います。コストナーは相手の弱点を探し出し、そこを徹底的についてバランスを崩させて勝利をもぎ取る策士タイプの監督のようです。ヒーピア、そしてそれを補佐するレヴァンドフスキにはその弱点を現場レベルで修正するには経験がなさ過ぎたということ、そしてここまでの試合であまりにも真面目にやりすぎたことが結局はこの敗戦に繋がったのではないでしょうか。少なくとも先のラピド・ウィーン戦までいつものスタメンでいく必要はなかったはずです。初心者監督にありがちな罠に自分で陥ってしまった形になっていますが、これを糧にして欲しいと思います。
それにしても、ヂエゴを筆頭にヴォルフスブルグの選手は本当に楽しそうにプレイしてましたね。今までの鬱憤を大いに晴らしているようにも見えました。こういう時に当たった運の無さを嘆くしかないんでしょうね、これは……

レバクーゼンは次節、ホームでシャルケを迎え撃ちます。結果如何では3位に躍り出ることも可能な重要な試合です。それまでに各選手は疲労回復に努めてほしいところですが、
そうそう上手くはいかないようで……

1.L.ベンダーとシュールレは14日にアムステルダムで行われるドイツ代表のオランダとの親善試合に召集されました。
2.コールはU-19ドイツ代表の一員として、ケールで行われるヨーロッパチャンピオンシップ予選のフランス戦に参加します。
3.トプラクは14日にイスタンブールで行われるトルコ代表のデンマークとの親善試合に召集を受けました。
4.細貝は14日にブラジルワールドカップアジア予選のオマーン戦に参加するため、オマーンに向かいます。(公式サイトではThe Bayer 04 all-rounder Hajime Hosogai faces a long journey: Japan are playing in a qualifier for the World Cup in Brazil on Wednesday in Oman.と書かれていました。オールラウンダーってなんだ、おいこら!)

本当に替えが効かない部分の選手は休めそうにないですね、これ……
非常に心配になりつつも、勝利を信じて今週末、またBayarenaへ行ってきます!
内田、出るといいな。


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レバクーゼンを応援し始めて三季目に突入。

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